テイオウムカシヤンマ　Petalura ingentissima

世界最大級の大きさのトンボといえば、テイオウムカシヤンマです。

オーストラリア東部に生息する固有種で、翅を広げた大きさは大きな個体で160mmにもなるそうです。

日本最大のトンボはオニヤンマで、オニヤンマでは大きな個体で140mmほどであるので、ここからもとても大きなトンボであることが想像できますよね。

「生きている化石」と呼ばれるこのトンボはムカシヤンマ科に属し、原始的なグループであることが知られでいます。

その起源はとても古く1〜2億年前の恐竜がいた時代から存続しているそうで驚きです！

テイオウという名は、とても大きな種に付けられる和名ですが、このトンボが世界で最大級の大きさであることが読み取れる名前ですね。