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地球温暖化の影響もあり、最近は本当に暑い夏が続いています。今年の夏もとにかく暑くなりそうです。
夏…といえばセミです。セミにはたくさんの種類がありますが、とっても珍しいセミ「イシガキニイニイ」って皆さん聞いた事ありますか?
このイシガキニイニイは、実は国内で最も分布域が狭く、石垣島米原のヤエヤマヤシ群落とその周辺の限られた地域でしか生息が確認されていないという、国内希少野生動植物種なんです。そのイシガキニイニイが2017年の調査から5年連続で見つかっていないことが、環境省などへの取材で分かったそうです。
イシガキニイニイは体長19~23㍉の小型のセミで1971年に発見。74年に新種記載されてから、その後何らかの原因で90年代から数が激減したそうです。
いまでは、国内希少種とレッドデータおきなわの「絶滅の危険性が極めて高い」絶滅危惧IA類に指定されてしまいました…
1981年からこのイシガキニイニイを研究している島村賢正氏は「成虫になるのに3~4年と考えられている。5年連続で見つからなかったのは非常に厳しい状況だ」と指摘しているそうです。
いつかこのイシガキニイニイを見てみたいですが、絶滅してしまったらそれも不可能なんでしょうね…。涙